【さくら、咲きました。】オールクリアの感想

少し前に購入の「さくら、咲きました。」をオールクリアしましたので、簡単な感想を。
レビュー記事を書くのはなかなかの手間なのですが、たまには購入後についても書いてみます。
直接的なネタバレばしないようにしていきますが、それでも漏れ出る情報はあると思いますので、
これからプレイを楽しみにしている人などはご注意を。

・ストーリー概要
さく咲きの世界ではトコシエという存在があって、成長するが老いることはなく永遠の寿命を持つというチートな人間だったりします。このことが良いのか悪いのかはわかりませんが・・・。
さすがに外傷が酷いと死ぬらしいのですが、死に関してはかなり無縁になっている世界の話です。
そんな世界ですが、小惑星サクラが地球に衝突し人類が滅びるという強制的な死を前にして生きることに対する考え方を見つめなおすような流れです。
主人公たちには、トコシエだったり普通の人もいますが、各々の考え方や境遇は違うので、６ヒロインそれぞれのストーリが楽しめました。

・システム面について
基本的なつくりは、前作のAQUAの時とあまり変わっていない感じですが、
それでも自由度の高いカスタマイズができるので、ゲームプレイはとても快適になります、
そして、なんといってもシナリオプレーヤーが優秀すぎました。
お目当てのシーンにもすぐにジャンプできますし、イベントCGシーンを探すのもとても簡単にできます。
これがあればセーブ機能をほとんど使う必要がなくなってしまいます。
自分としても、セーブはゲーム中断や終了の時ぐらいしか使ってなかった気がします。

・攻略順について
さく咲きは、しょっぱなからルートロックが掛ってます。
最初のルートは、都ちゃんが強制でした。
都ちゃんを攻略後は、美羽ルート。そのあとにつばめルートの２つが解放になっていきます。
その後、さくらルート⇒桜ルートをクリアすれば、奏・瀬利華が攻略可能に。
トリを務めるのは、すみれ部長になってます。
ルート分気には選択肢が出てきますが、これまでの話の流れが分かっていれば、お目当てのヒロインルートに行くのも簡単に行けると思います。

・都ルート
おかしい人間ばかりの生活部における唯一の良心といえる存在。
また、巨乳担当ということでよく揉まれているのですが、恥ずかしがっているところも可愛かったりです。
都ちゃんは地球脱出組なのですが、結果論からいうと無意味な数百年になってしまったところがかわいそうと思えてしまうストーリーでした。

・美羽ルート
どうしようもない変態ヒロインです。
こんなヒロインで大丈夫かという不安はありましたが、個別ルートに入るとかわいさ満点。
美羽ちゃんの毒舌もかわいく思える不思議です。
そして、ラストシーンがとてもよかったです。ここのイベントCGの美羽ちゃん、カッコいいです。

・つばめルート
つばめちゃんは、元気の塊という感じでとても楽しい子です。
表情もよく変わって見ていて面白いです。
ストーリー的には、さすがはメインヒロインという感じで感動的で良い話でした。
隕石衝突前まで話は終わりますが、続きがあったりします。

・さくらシナリオ/桜シナリオ
ヒロイン３人攻略で、ルート解放です。
さくらルートは、隕石衝突についての隠された真実なんかが明かされます。
重要人物っぽいさくらちゃんも登場で、話としては過去編という感じですが、さくらちゃんとすみれ部長の関係などが分かります。
研究所でいろいろ嫌なことをされてたらしいさくらちゃん達ですが、本編中ではそこの職員と何かバトルがあるわけでもなく、まったく登場することもなかったのが少し物足りない感じがしました。
監視員が本当にいたのかも怪しいところです。
過去編ではさくらちゃんの友達の詩乃ちゃんが登場してます。けなげで可愛すぎる良い子でした。
そして世界の真相を知った上での桜ルートです。
内容的には、つばめルートの続きでグランドエンドです。

・奏ルート
桜シナリオクリアで、奏・瀬利華ルートが解放です。
恥ずかしがり屋の奏ちゃんがとてもかわいいです。
世界の真相を知ってるので、ストーリーとしては隕石騒動後まであります。
もちろんエッチシーンもしっかりと。

・瀬利華ルート
天使ちゃん、マジ天使。
ドリルが外れたりと終始面白いキャラでした。
ただ、このルートは美羽ちゃんルートの分岐というせいか、美羽ちゃんの出番も多めです。
エッチシーンにまで出てくるのは少しやりすぎな気もします。

・すみれルート
ゲームのトリを務めるのは、すみれ部長。
過去のことを知っても、合点のいかないぐらいおかしな人ですが、デレれば案外普通でした。
研究所との絡みがありのかと思ってましたがそんな展開もなく、普通にいちゃラブしてました。

ゲームをオールクリアで、待望のドリーム・オブ・ヒューマンが楽しめます。
今回はパッチの数がとても多くなっているので、選ぶのにとても迷いそうです。
そして、おまけシナリオも健在のようです。
いつから配信されるのかわかりませんが、次回作発表までの良い橋渡しになりそうです。

タグ：さくら、咲きました。